中絶手術あんしん完全ガイド【東京編】

安心して中絶手術をお任せできる都内のクリニック教えます

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手術可能な時期

誰もが素直に妊娠を喜べるわけではありません。一人ひとりの状況によっては、出産するかどうかを悩まれる方もいらっしゃることでしょう。しかし、中絶手術は簡単に踏み切ることは難しいものです。

パートナーとじっくり考えて結論を出すことも大切ですが、中絶手術を受ける場合は、安全に手術を行える時期が決まっているので、注意が必要です。

中絶手術が可能な時期を考える上で、まずは妊娠週数について把握することから始めましょう。初めての妊娠の方は特殊な週数の数え方に戸惑うかと思いますので、簡単に解説していきます。

妊娠週数は最終月経から数える

妊娠期は、週数という特殊な数え方で時期を特定する決まりになっています。婦人科を初めて受診する方は疑問に思うことも多いことでしょう。ご自身が現在何週目であるのかを正確に把握するために、あらかじめ妊娠週数の数え方を知っておくと分かりやすいです。

妊娠週数は、最終月経の初めの日を0日目と数えるのが特徴。その日から7日目までを妊娠0週、8日から14日目までを妊娠1週と数えます。ですから、生理が予定より遅れていることで妊娠が分かった時には、すでに妊娠4週から5週になっている場合が多いようです。

なお、よく言われる妊娠月は、4週で1ヶ月と考えるので、妊娠0週から3週が妊娠1ヶ月、妊娠4週から7週が妊娠2ヶ月…というように考えましょう。

婦人科を受診すると、問診で必ず最終月経日を確認され、それを元にして妊娠週数が確定します。基礎体温を付けている方は記録を持参し、つけていない方も最終月経日は忘れないように記録しておきましょう。

安全に中絶手術が可能な時期は妊娠12週未満

中絶手術を行う場合は、母体の負担を減らすためにも、なるべく妊娠の初期の時期に行うことが推奨されています。
妊娠11週までに行われる中絶手術は、手術にかかる時間が10分程度、麻酔が効いているので手術中の痛みはほとんどなく、術後も数時間経てば帰宅することができるので身体的な負担が軽めです。
基本的に自費診療となりますが、費用は15万円前後なので、非常に高額というほどでもありません。

また、中絶手術には大きな精神的負担も伴います。妊娠している時期が長くなればなるほど、赤ちゃんはお腹の中で成長していきますので、中絶手術のタイミングが遅くなれば喪失感や罪悪感も大きくなってしまいます。
妊娠12週未満ならば、つわりや体調の変化などはありますが、赤ちゃんの大きさや重さなどをほぼ感じることがないため、精神的負担を極力軽くできるでしょう。
また、12週未満の中絶手術の場合は、死産届などの提出が必要ありません。
人間の生命は受胎した瞬間からその尊厳を認められるものですが、やむを得ず中絶する場合は、母体の心身を守るため、手術をするタイミングが非常に大事なポイントとなります。

逆に、早い時期の場合は胎児が小さすぎて手術できない場合もあります。中絶手術は妊娠に気付いてすぐの5週目から可能ですが、この時期はまだ胎児が小さすぎる為、妊娠を確実に判定できる6週目を待って手術を行うクリニックもあります。
これらを総合すると、安全かつ確実に中絶手術が行えるのは、妊娠6週から12週未満ということになります。中絶手術を迷っている方は、11週までに決断する必要があります。

「妊娠12週目以降の中期中絶のリスク」

妊娠12週目以降でも22週目未満なら中絶手術は可能ですが、妊娠初期とは手術内容が異なり、母体にかかる負担も大きくなります。

まず手術内容ですが、妊娠週数が12週以降を過ぎると、人工的に陣痛を起こして分娩と同じ状態で、胎児を外に出す中期中絶の手段が必要になります。
手術前に膣に器具を挿入して子宮頚管を広げ、薬で人工的に陣痛を起こさせるので痛みや苦痛が大きく、数日間入院するのが一般的です。
手術時だけでなく、手術によって子宮を傷つけてしまうと、合併症や不妊症になるリスクも高くなってしまいますので、母体にかかる身体的負担は初期中絶よりもはるかに大きくなります。

また、妊娠12週を過ぎた中絶手術は、「死児を出産した」という扱いになるので、役所へ死産届の提出が必要になります。さらに、死産届を提出すると火葬許可証が発行されるので、取り出した胎児を火葬して埋葬するようになります。
手術をすれば終わりというわけではないので、こういった手順により「赤ちゃんを死なせてしまった」という意識が非常に強くなり、精神的な負担は計り知れないほど重くなってしまいます。

妊娠12週を過ぎると、おなかの中の赤ちゃんは飛躍的に大きくなり、お腹がふくらんでくる頃です。
中絶手術によって赤ちゃんを失うと、お腹が大きくなった分喪失感も感じやすくなります。

妊娠12週目以降の中期中絶は、身体的・経済的・精神的すべての負担が大きくなるということを覚悟しておかねばならないでしょう。
中期中絶手術は、母体の身体的理由や経済的理由による適応がないと医師に認められた場合、手術を行うべきではないとされています。

「法律と妊娠中絶」

日本では、中絶手術が行える期間について母体保護法によって定められており、妊娠22週未満までとされています。
また、22週未満であっても、患者さんが希望すれば誰でも中絶できるというわけではなく、中絶するべき適応があることを医師が認めた場合に行われます。
中絶できる期間については、国によっても異なりますが、中絶自体を認めていない国も少なくありません。
宗教上の観点などもあり、国によっては中絶したことによって罪に問われる場合もあります。
日本では、12週未満なら安全に中絶できるというのが広く知られていますが、どの時期でも軽々しく行えることではないということを心に留めておき、望まない妊娠にならないような注意をしていくべきと言えます。

【参考URL】

参考:母体保護法 - 日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5903-015.pdf

参考:「推定胎児体重と胎児発育曲線」保健指導マニュアル
http://www.jsog.or.jp/public/shusanki/taiji_taiju_hatsuiku_201203.pdf

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