中絶手術あんしん完全ガイド【東京編】

安心して中絶手術をお任せできる都内のクリニック教えます

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中期中絶手術とは

中期中絶手術は、初期中絶手術との処置が全く異なり、心身共に女性の体へのリスクが高まる手術です。免疫力が低下する術後は、感染症を防ぐ意味でも注意点が多いです。
ここでは、中期中絶手術の特徴やリスクについて紹介しています。

中期中絶手術とは?

妊娠してから12~21週の間に行われる中絶手術のことを中期中絶手術といいます。日本では法律によって妊娠22週以降の中絶手術は禁じられています。

妊娠12週未満に行われる初期中絶手術は、スプーンのような器具で胎嚢を書き出す「ソウハ法」や吸引器具で胎嚢を吸い出す「吸引法」で行われていました。妊娠12週以降は赤ちゃんが大きく成長しているため、赤ちゃんを体外に出せません。そのため、中期中絶手術では人工的に陣痛を起こし、出産と同じような方法で赤ちゃんを娩出するのです。
しかし、妊娠中期は陣痛が最も起こりにくい時期でもあります。そのため、個人差はありますが、何日も掛けて処置を行う場合もあるようです。

手術で赤ちゃんを取り出した際は、産声を上げる事もあるのだとか。しかし、赤ちゃんは体外では生きられないので、しばらくすると死んでしまいます。クリニックによっては、赤ちゃんを見せてくれる所もあるようです。

中期中絶手術の受診から手術までの流れ

中期中絶手術は母体への負担が大きく、安全に手術を受けられるかどうかを確認するために、さまざまな検査を事前に受ける必要があります。受診から手術までの流れを見ていきましょう。

初診の流れ

エコー検査や尿検査、内診で妊娠の状態や母体の健康を確認します。問題がなければ、手術を受けるかどうの意思を決定。手術を受けるのであれば、血液検査や心電図検査、血液凝固検査を実施し、あらためて手術日を確定します。それから中絶同意書を作成するのが、基本的な流れです。

手術前日の流れ

中期中絶手術は、手術前日から2~4日間の入院が必要です。入院する際に必要なものをまとめてみたので、しっかり準備をしてからクリニックへ行きましょう。

必要なものチェックリスト

  • 中絶同意書
  • 生理用ナプキン
  • 生理用ショーツ
  • 入院生活に必要な日用品(洗面用具・タオル・パジャマ・スリッパ・食器)

中絶手術後はしばらく出血が続くため、生理用ナプキンやショーツは入院日数に合わせるのではなく、多めに持って行ったほうが安心です。パジャマは内診の際に下を脱ぐ必要があるので、丈の長いワンピースタイプをおすすめします。

また、手術の前後は精神的に不安定になりやすいもの。必需品ではありませんが、好きな本や雑誌などを持って行くと気をまぎらわせることができますよ。ほかにもストロー付きのペットボトルキャップを用意しておくと、陣痛中の水分補給に役立つのでおすすめです。

クリニックで行なわれる手術前日の流れは以下の通りです。

  • カウンセリング
    医師は、中期中絶手術の説明を行い、診察します。
  • ラミナリア桿の挿入
    まず、子宮口を広げるために「ラミナリア桿(かん)」という器具を子宮に挿入します。始めはラミナリア桿を約5~7本挿入し、数時間後は約10~15本に増やしていきます。ラミナリア桿の数は、赤ちゃんの大きさによって変わるようです。

手術当日の流れ

  • 陣痛を起こす
    翌日、子宮口からラミナリア桿を抜きます。子宮口の開き具合をチェックし、陣痛を起こす膣錠を入れます。時間が経過すると傷みの間隔が短くなり、陣痛が起こるのです。
  • 手術
    陣痛の間隔が短くなった時に分娩台に上がります。麻酔はせず、赤ちゃんを娩出。赤ちゃんは小さいため、すぐに娩出が可能です。この時、胎盤などにある子宮内容物が出て来ない時は、掻爬を行います。

陣痛が開始してすぐ、女性がベッドやトイレで破水し、赤ちゃんが娩出される事もあるのだとか。そういった場合やそのほか何か異常を感じたら、直ぐに看護師に連絡するようにしましょう。

手術が終わると、広げた子宮口を元に戻すため子宮収縮剤を注射します。この注射には子宮出血を抑える効果もあります。

中期中絶手術後・退院後の過ごし方

体への負担が大きい中期中絶手術だからこそ、手術後の過ごし方にも注意が必要です。

悪露(おろ)が4週間ほど続く…安静が絶対

中期中絶手術後は、通常の出産と同じく、悪露(おろ)と呼ばれる分泌液が排出されます。悪露に含まれているのは、血液やリンパ液、粘液、子宮内に残った卵膜の一部です。生理の出血によく似た血生臭さがあるのが特徴。期間は、子宮が収縮して妊娠前の状態に戻るまでの4週間ほど。専用ショーツ(産褥ショーツ)、もしくは生理用ショーツを多めに準備しておきましょう。

時間の経過と共に悪露の量は少なくなりますが、逆に量が増えていくようであれば要注意。また、術後4週目以降になっても悪露の量が多かったり臭いや色が強く出たりする、発熱や腹痛を伴う場合には、体のトラブルサインの可能性があります。早めにクリニックを受診して、医師に相談するようにしてください。

悪露は子宮回復のバロメーターとしての役割を持っています。そのため、毎日のトイレで量や色、臭いといった状態を確認する習慣をつけておくと変化に気づきやすいのでおすすめです。

手術後の体は、体力や免疫力が低下している状態。感染症にかかりやすくなっているので、たとえ経過が順調であっても、クリニックから処方された抗生物質や子宮収縮剤などの薬は必ず服用して、安静に過ごしましょう。

心が不安定になりがち…1人で悩まずクリニックへ

退院後はホルモンの分泌量の変化で、情緒不安定になりやすくなります。理由もなくイライラしたり、憂うつな気持ちが続いたりとストレスを抱える女性は多いもの。10日前後で落ち着くケースがほとんどですが、もし不眠やうつ状態、赤ちゃんのことばかり考えて日常生活に支障がでてしまう日々が続くのであれば、中絶後遺症候群の可能性があります。

女性の心身に大きな影響を与える中絶手術だからこそ、体調はもちろん、心のケアも必要不可欠。「自分で決めたことだから…」と1人で抱えこんでしまいがちですが、症状が重くなってしまう前にクリニックや心療内科へ早めに相談することをおすすめします。

さまざまな事情で決断した「中絶手術」というつらい選択。すぐには日常生活に戻れないかもしれませんが、前を向くためにも、1人で悩まずにクリニックに相談して自分の心とゆっくり向き合っていきましょう。きっと、1歩前に進むための心強い存在になってくれますよ。

初期中絶手術と中期中絶手術の大きな違い

初期中絶手術の場合、役所への届出は不要です。
しかし、中期中絶手術の場合は「赤ちゃん」として娩出されるため「死亡届」の提出や埋葬(火葬)が義務づけられているのです。死産届や埋葬の詳細は、事前にクリニックで相談しておきましょう。

また、初期中絶手術の費用は約1~17万円なのに対し、中期中絶手術は20~30万円も掛かるのです。

中期中絶手術は、退院後に免疫力が下がるため、感染症に掛かる可能性が高まります。また、急激なホルモンの変化により、情緒不安定になることも(中絶後遺症候群(PAS))。そうならないためにも、もしも妊娠が発覚した場合は、初期の段階でクリニックへ相談にいくことをオススメします。

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