中絶手術あんしん完全ガイド【東京編】

安心して中絶手術をお任せできる都内のクリニック教えます

  • 知っておきたい中絶手術の気になる5つのこと
  • 中絶手術が受けられるクリニック選び【東京】
  • 中絶を繰り返さないために~低用量ピルと緊急避妊薬の話
  • 中絶手術ができる東京のクリニック厳選5院

手術の方法

妊娠中絶手術とは、具体的にどのような処置が行われるのでしょうか。

麻酔が効いている状態で行われることとはいえ、自分の体に起きる変化やリスクなど、不安に感じることも多いでしょう。

そこで、実際にどのような施術がなされるのか、妊娠12週未満までの初期中絶の場合と、12週以降の中期中絶の場合とに分けて、手術の流れを簡単に解説します。 

初期中絶手術はソウハ法と吸引法の2種類で行われる

妊娠11週までに行われる初期中絶手術は、以下の2種類の方法のどちらかで行われます。

  • ソウハ(掻爬)法…スプーンのような器具を子宮内に入れ、胎嚢(胎児が入っている袋のようなもの)を掻きだす方法。
  • 吸引法…吸引器具を子宮内に入れ、胎嚢を吸い出す方法。

ソウハ法は子宮内を傷つける可能性があり、吸引法は器具の消毒に手間がかかり感染症の可能性がある、といった説もありましたが、どちらの方法も技術的には確立されていて、現在の日本においてはこのふたつが最も一般的な方法です。

初期中絶手術の受診から手術までの流れ

初診当日に手術を行なうクリニックもありますが、多くのクリニックでは、さまざまな検査後に改めて手術日の予約をとることがほとんどです。受診から手術までの流れを一緒に確認していきましょう。

初診の流れ

初診では、まずはじめにエコー検査や尿検査、内診で妊娠の状態や母体の健康をチェックします。その後、問題がなければ中絶手術を本当に行なうかどうかの意思を患者に確認。手術を受ける意思が決まれば血液検査を行ない、手術日を決定します。このときに、手術の同意書の作成や手術前日・当日について説明してもらえるので、不安や疑問があれば必ず相談しておきましょう。

初診は保険適応外。予算は余裕を持って準備

意思決定後の検査に保険は適応されないので、初診だけ受ける場合でも1~2万円の費用がかかります。余裕を持った金額を用意しておくのをお忘れなく。また、手術前日は21時以降から当日まで飲食ができません。術後当日はお風呂に入れないので、気になる方はクリニックに行く前に入浴を済ませておくといいですね。

手術当日の流れ

手術当日は指定された時間にクリニックに向かい、トイレを済ませた後に準備を行ないます。麻酔準備のための注射や点滴をしながら、手術台へ。膣の消毒をして、麻酔をします。すぐに眠ってしまうことがほとんどですが、麻酔が効いていないようであれば医師に伝えましょう。麻酔がしっかり効いていれば、「ソウハ法」もしくは「吸引法」で手術を行ないます。

ソウハ法も吸引法のどちらも、手術時間は長くて10分程度。静脈麻酔をかけて行われるので痛みを感じることもなく眠っている間に手術は終わります。術後2〜3時間程度で帰宅できる場合がほとんどです。術後は生理の時のような出血、腰痛や腹痛などがあることもありますが、1週間から2週間で落ち着きます。

ただし、術前処置として、手術の前日や当日の朝に子宮の出入り口である子宮頚管を広げる器具を挿入する処置が行われることがあり、痛みを伴う場合があります。無痛手術を謳っているクリニックは、この術前処置を行わないところもありますので、不安な方は問い合わせてみるとよいでしょう。 

初期中絶手術後の過ごし方

初期の中絶手術であれば手術時間が短くて済むため、母体への負担を抑えることができます。手術当日に帰宅も可能ですが、2~3日は絶対に安静が必要です。また、手術から一週間程度は入浴ができないのでシャワーのみになります。

動けないほどつらい症状ではなくても、手術後は体力や抵抗力が落ちているもの。クリニックで処方される子宮収縮剤や抗生剤も忘れずにしっかり飲むようにしましょう。

中絶手術に出血はつきもの…多量出血には要注意

中絶手術には必ず出血が伴います。子宮の残留物や細かい傷から出血し、期間は大体10日~2週間ほど。ただし、期間や出血量には個人差があり、なかには1ヶ月も出血が続く方も少なくありません。タイミングもさまざまで、術後から数日は何もなかったのに4日目から出血したという方もいます。

出血中は生理痛のような痛みを生じますが、疼痛や鈍痛であれば基本的に心配は不要です。クリニックによっては出血が止まらない期間によって受診を勧めるところもあるので、医師の指示に従いましょう。ただし、明らかに出血量が多かったり激痛がしたりする場合は要注意。感染症のリスクが考えられるため、すぐにクリニックを受診してください。たとえ多量出血がみられない場合でも、アルコールや激しい運動は出血量の増加を招く可能性があるので、出血が完全に止まるまでは控えるようにしましょう。

今後のためにも術後検診は必ず受診!

手術の数日後に、子宮の回復状態を確認するための術後検診があります。中絶手術は子宮内感染を招いてしまう可能性があり、それによって子宮内の壁が癒着して不妊の原因になることも。今後妊娠を望んだときに後悔しないためにも、術後検診は必ず受診しましょう。

体だけじゃない、心のケアも大切

中絶手術は、女性にとって体はもちろん、心にも大きな負担をかけてしまいます。中絶手術を受けた女性の5人に1人は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)による「中絶後遺症候群」になっていると言われるほど。フラッシュバックや睡眠障害をはじめ、ひどいときには、うつや自殺願望を招いてしまうこともあります。

中絶後遺症候群でなくても、疲れやすくなったりイライラしたりと、ストレス症状を抱える女性は少なくありません。自分を責めがちになる中絶手術だからこそ、体はもちろん、心のケアも大切です。不調を感じたときは、早めにクリニックで診察を受けることをおすすめします。すぐにいつもの日常に戻ろうとするのではなく、焦らずゆっくりと受けとめていきましょう。

強制的に陣痛を起こす中期中絶

妊娠12週を過ぎると中期中絶と言われ、ほぼ分娩と同じような形で胎児を外に出す必要があります。クリニックによっては、12週以降の中期中絶は行っていないところがあるので、確認しましょう。

まず、子宮の出入り口である子宮頚管を広げる処置を行い、薬によって人工的に陣痛を起こして胎児を取り出します。陣痛が速やかに起これば手術は1日で終了しますが、なかなか来ない場合は2〜3日かかることもあるそうです。手術自体が早く終わっても、術後の子宮の戻り具合を確認するため、4〜5日の入院が必要となる場合があります。

なお、12週以降の中期中絶では、胎児の火葬や埋葬を行なったり、死産証明書を役所に提出する手続きを行わなければなりません。

ページの先頭へ

中絶手術あんしん完全ガイド【東京編】